今年も「トーハン調べ」のベストセラーランキングの2013年度版が発表された。このトーハンとは書籍取次、流通を行っている会社。街の本屋には、このトーハンのような書籍取次、流通会社を通して本が送られているのである。
このトーハンが毎年発表する年間ランキングは、リアルに書店で売れたランキングとして多くのニュースにも取り上げられている。今回は、その中でビジネス書カテゴリー2013年度版を掲載したい。
余談ではあるが、トーハンは2012年12月にブックファーストを買収しており、流通業にも小売業にも進出している。
2013年 年間ベストセラー 単行本-ビジネス(集計期間:2012年12月~2013年11月 / トーハン調べ)
1位
スタンフォードの自分を変える教室
原書名:The Willpower Instinct
ケリー・マクゴニガル 著
スターンフォード大学で教壇に立つマクゴニガル女史が執筆した自己啓発書。自己コントロール力を高めることによって、実際に良い行動を起こさせるという内容。
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2位
伝え方が9割
佐々木圭著
人気のコピーライターが伝え方について解説した本。ちょっとオーバーだなぁと思っても、このぐらいやらないと伝わらないのか!!!!(この本からインスパイヤされ、!を4つ付けさせていただきました)と考えさせてくれる書。
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3位
雑談力が上がる話し方 30秒でうちとける会話のルール
齋藤 孝
トークや会話術ではなく、雑談術を指南する。雑談、まあ、無駄な話ではあるが、実際に雑談を通じて人と仲良くなっていくわけであるので、雑談力を上げれば、ビジネスマンとしての能力も上がるかもしれない。
著者は、2001年大ヒットした「声に出して読みたい日本語」の著者でもある明治大学文学部教授の齋藤 孝氏。
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4位
夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神
著者:水野敬也
2007年の発売以来、日本で200万部以上発売した小説、自己啓発書の「夢をかなえるゾウ」のパート2。神様、ガネーシャが主人公に成功するための習慣を教える小説形式の自己啓発書。前作と主人公は代わりお笑い芸人で、貧乏神も登場する。前作よりもエンターテイメント性アップ。
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5位
統計学が最強の学問である
著者:西内 啓
テクノロジーの発展とともに、さまざまなデータが取れるようになってきた現代社会。そのデータ社会においてデータ分析にダマされないようにするためにも読んでおいたほうが良いとオススメな本書。
例えば、「数字の差が意味のある差なのか、意味が無い差なのか」を見分ける方法など様々な統計的視点が学べる。
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6位
いつやるか?今でしょ! 今すぐできる45の自分改造術!
著者:林 修
タイトルだけで売れそうな本。
この本の内容は、林先生の人生哲学というものが語られている自己啓発書。ちなみに「とにかく今やれ」というのを連呼しているわけではない。先生の人生哲学が語られている。売れているのは時期はと聞かれれば、今でしょ!ということか。
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7位
人生はワンチャンス! ―「仕事」も「遊び」も楽しくなる65の方法
著者:水野敬也、長沼直樹
この本はやられた!というタイプの自己啓発書である。まず、簡単に読める。そして、犬という非常に誰もが受け入れられやすい画像をうまく使っている。よって、直感的に感じることが出来る。
基本的には過去の偉人の名言をまとめて、カテゴリーごとに人生哲学が語られている。そいういった意味では水野氏のベストセラーである「夢をかなえるゾウ 文庫版」とアプローチが似ている。
姉妹本とも言える「人生はニャンとかなる! ―明日に幸福をまねく68の方法」も好評発売中だ。猫好きにはこちらをおすすめである。
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8位
「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方
著者:岩田 松雄
元スターバックス・コーヒー ジャパン CEOの岩田 松雄氏の著書。華々しいキャリアとは対照的に自身はごく「普通のおじさん」と語る。そんな、岩田氏の著書だけに、リーダーシップ論も地に足の着いたものだ。個人的には、リーダー論もそうだが、リーダーになる前に岩田氏の「「君にまかせたい」と言われる部下になる51の考え方」もおすすめしたい。
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9位
生き方 人間として一番大切なこと
著者:稲盛和夫
日本で最も成功した経営者、稲盛和夫の哲学を学べる。京セラ、KDDIを創業してきた稲盛氏ならではの視点が学べる。
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10位
今やる人になる40の習慣
林 修
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