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英語対応可能のMBA速習法 - 10日で学ぶMBA

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いつかは、海外のMBAスクールに行ってみたいと思う人も多いだろう。その一方で、海外のMBAスクールに通うとなると天文学的なお金がかかる。そんな人々へ、MBAで教えてくれる内容の基礎を1冊にまとめたのがこの「新版10日で学ぶMBA」だ。

もちろん、実際のMBAでは様々なケースを使った勉強や、専門的な選択授業が実施される。この本では、2年制MBAのおける1年目で学ぶ必修コースの内容が詰まっているといっていいだろう。MBAの鉄板であるアカウンティング、ファイナンス、マーケティング、戦略以外にも、倫理(ビジネス倫理)、組織的行動(オーガニゼーショナル・ビヘイビア)といった、あまり興味がわかない(失礼)授業の内容もしっかりとカリキュラムに入れられている。そういった意味では、網羅的なカリキュラムといえよう。

カリキュラム:
第1日 マーケティング
第2日 倫理
第3日 アカウンティング
第4日 組織的行動
第5日 定量分析
第6日 ファイナンス
第7日 オペレーション
第8日 経済学
第9日 戦略
第10日 MBAのミニコース

尚、筆者であるスティーブン・シルビジャー氏は、ダーデン・スクール・オブ・ビジネス(Darden School of Business)という全米でもトップクラスのMBAスクールを卒業している。

この10日で学ぶMBAは、海外のMBAスクールに入学が決まっていて、授業について行けるかどうかわからない人にも非常におすすめの本である。MBAの予習という意味では基礎が十分詰まっているし、これの和書と原書を合わせてみれば、MBAの授業でつまづきやすいアカウンティングなどの理解も進む。原著(英語)と合わせて読むことをおすすめする。

ちょっとした演出としては、この本の最後にあるMBA卒業証明書(Ten-Day MBA Diploma)が付いていることだ(全く意味はないだろうが)。これであなたもMBA?、何れにしてもMBAのエッセンシャルは10日で学べる良著である。

また、MBAを英語で学びたい日という人にもおオススメだ。というのも原書は英語、つまり英語版の「The Ten-Day MBA」を購入しそれと合わせて読むことで、英語での表現を含めて勉強できる。尚、このレビューを執筆している時点では日本語のアマゾンでも販売中であった。

■ 発刊日
原書の初版は、1993年。その後、改訂版が出版され第4版まで出版されているまさに名著。全世界で40万部以上も売り上げているという。日本では、第2版を元にした翻訳本が2002年にソフトバンククリエイティブより出版されている。現在は、第4版を元にした新板 10日で学ぶMBAが発売中である。

英語版を合わせて読むと海外MBAの準備にもなるだろう

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