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2009年 アマゾンドットコム (US) ビジネス書ランキング

投稿日:2013年10月14日 更新日:

2009年、ビジネス書の本場とも言えるアメリカではどのような本が売れたのであろうか?

アマゾンドッドコム(US版)では、毎年のベストセラーを公開している。このベストセラーリストからビジネス書だけを抽出したものが以下だ。

6位
StrengthsFinder 2.0 (著者 Tom Rath)
日本語版未発表

ギャラップ社が膨大な調査を元に開発した34の強み。自分の強みはその中のどれであるかを発見し、それをどのように活かすかという、ストレングス・ファインダーについて解説した書。残念ながら、StrengthsFinder 2.0は、日本語版は未発売だが、その1.0バージョンとも言える2001年に発売された「Now, Discover Your Strengths」については日本語版が発売されている。

10位:
Outliers: The Story of Success (著者 Malcolm Gladwell)
天才! 成功する人々の法則 マルコム・グラッドウェル

現在で成功した人した人、天才と呼ばれている人は、1万時間ほど練習に打ち込んできたということを解き明かした本。「練習せずに天才的な才能を発揮する人」も、「いくら練習しても上達しない人もいなかった」とのこと。ただし、1万時間打ち込む難しさも同時に述べており、1万時間打ち込めたは人は逆に選ばれた人ということだ。

30位:
Good to Great: Why Some Companies Make the Leap… and Others Don’t (著者:Jim Collins)
ビジョナリー・カンパニー 2 – 飛躍の法則 (著者:ジム・コリンズ)

企業戦略本では鉄板中の鉄板。2001年の発売以来、常にアマゾンドッコム(アメリカ版)のベストセラーリストの中にランクインするビジネス書である。この本では、特に優れた企業はその他の普通に優秀な企業と比べてどこが優れているかを解き明かした本である。

33位:
The Five Dysfunctions of a Team: A Leadership Fable (著者 Patrick M. Lencioni)
あなたのチームは、機能してますか? (著者:パトリック・レンシオーニ)

日本では、あまり知られていないが、毎年アマゾンドットコム(アメリカ版)のベスト100ランキングに入る名著。内容は、物語形式でどのように組織を作っていけば良いのかという本である。

37位:
Super Freakonomics: Global Cooling, Patriotic Prostitutes, and Why Suicide Bombers Should Buy Life Insurance (著者:Steven D. Levitt, Stephen J. Dubner)
超ヤバい経済学 スティーヴン・D・レヴィット、スティーヴン・J・ダブナー

前作が世界的にヒットになった経済学の続編。前編では、なぜヤクの売人が母親と一緒に住んでいるのか?とか、そういったことを数字で分析していたが、今回は、ポン引き(売春の斡旋する人)が不動産屋さんよりもピンハネしてないなどという、相変わらずアンダーグラウンドの話題も入っている。前作、ヤバい経済学、統計学を身近にして、昨今の統計学ブームの一翼を担っているのではないかと、私は勝手に考えている。前作のヤバい経済学は日本語も含め、全世界35ヶ国語で400万部以上(ソース)の売上を誇った大ベストセラーである。

38位:
The Tipping Point: How Little Things Can Make a Big Difference (著者 Malcolm Gladwell)
急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 マルコム・グラッドウェル

2000年の発行以来、売れ続けているビジネス教養書、ティッピング・ポイント。「物事が爆発的に広がりだす瞬間のポイント」を解き明かしている。

47位:
The 7 Habits of Highly Effective People (著者 Stephen R. Covey)
7つの習慣 スティーブン・R・コヴィー

全世界で大ヒットとなっている自己啓発書。ディール カーネギーの「人を動かす」を動かすと共に自己啓発ビジネス書の鉄板といえよう(参照:ビジネス書 累計ベストセラーランキング)。

67位:
Blink: The Power of Thinking Without Thinking (著者:Malcolm Gladwell)
第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (著者:マルコム・グラッドウェル)

最初の2秒で感じた印象が意外と正しいということを事例や学術的な根拠により解き明かしたのが本書である。なんとなく経験していることを本というパッケージにまとめている。

75位:
Getting Things Done: The Art of Stress-Free Productivity (著者:David Allen)
はじめてのGTD ストレスフリーの整理術 (著者:デビッド・アレン)

やりきる!ストレス無しで最高の生産性を」というコンセプトの本だ。仕事をうまく管理し生産性を高めるためにどうしたらいいのか?日々仕事に追われている人にはおすすめの本である。

76位:
How to Win Friends & Influence People (著者:Dale Carnegie)
人を動かす (著者:デール カーネギー)

自己啓発書の原点。ビジネスマンとしてどのように人と接し、どのようにリーダーシップをとっていけばよいのか?を解説した普遍的名書。

93位:
What the Dog Saw: And Other Adventures (著書:Malcolm Gladwell)
日本未発売につき割愛。

97位:
Now, Discover Your Strengths (著者 Marcus Buckingham, Donald O. Clifton)
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

強みを活かして成長しよう。34の強みの中から自分の強みを発見して、強みを活かして仕事をしようというコンセプトの本。

所感:
この年のランキングを見て思うのが、マルコム・グラッドウェルの著書が4冊、この時点で出版した本がすべて入っているのだろう。

■ ソース
Amazon Best Sellers of 2009
http://www.amazon.com/gp/bestsellers/2009/books

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