マーケティング本

ポジショニング戦略 - すべては消費者の頭の中の位置づけから

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物が溢れる現代で、同じような商品と言うのは実に多い。しかし、そのような商品群のなかで独自のポジションを築き大きな利益を生んだ商品もある。

その一つに皆さんの記憶にも新しい「朝専用缶コーヒー」。「朝に缶コーヒーを飲むならこれ!」という強い印象をビジネスパーソンに与えることによって、缶コーヒー市場を席巻した商品だ。

缶コーヒーという元々あった商品に「朝専用」という新しいポジションを与えた(ポジションニングした)のがこの商品のヒットの秘訣だ。

このようなポジショニングという言葉は聞いたことはあるだろう。なんとなくわかっているようでわかっていないこのポジショニングという言葉をヒットさせたのが、今回紹介する「ポジショニング戦略」である。

初版は、今から30年以上前の1981年に発売された本であるが、現在も読み継がれている名著である。

この本では、ポジショニングを

消費者の頭の中に、商品を位置づけるのだ。名前や価格、パッケージを変えることはあるが、商品そのものには手を加えない。(本書P12)

と定義している。

そして、ポジショニングすることで、情報に溢れ似たような商品が多い中で、消費者にメッセージを伝えやすくするというのがその目的だ。

この本では、様々な実際の商品に置いてポジショニングが成功した事例が豊富に取り上げられている。非常に興味深い。自社の商品にポジションを見つけられないマーケターは是非とも読んでほしい。

■ 発売日
原書の初版の発売は1981年、タイトルは「Positioning: The Battle for Your Mind」である。著者は、広告・マーケティング領域での著作が多い、アル・ライズ氏とジャック・トラウト氏。

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