2000年代初版 ビジネス書ランキング

ビジネス書ランキング(2018年Q4)

大切なことはビジネス書の名著から学んだ」にアクセスいただきましてありがとうございます。2018年10月から12月までのビジネス書ベストセラーランキングを発表する(過去のランキングはこちらから)。

このランキングは、当サイト経由で、アマゾンにて売上げた数をベースにランキングを作成している。当サイトのコンセプト上、名著に限って紹介しているので、新刊は入らず、あくまでも歴史的な名著(ロングセラー本)のランキングとしてみてほしい。

「大切なことはビジネス書の名著から学んだ」
2018年 Q4 (10月から12月まで)のビジネス書ベストセラーランキング:
1位 【新版】組織行動のマネジメント―入門から実践へ
2位 その仕事は利益につながっていますか?
3位 学習する組織――システム思考で未来を創造する
4位 知識創造企業
5位 失敗の本質

1位  【新版】組織行動のマネジメント―入門から実践へ
ビジネススクールで教科書としても使われている組織的行動
(OB:Organizational behavior)の鉄板の解説書。尚、OBとは、 人・組織はどのように行動し、それはどのように活性化してばいいかと多面的な方向(心理学や社会学)から考えていく学問である。 MBAでは必須科目として設定されていることが多い。

2位  その仕事は利益につながっていますか?―経営数字の「見える化」が社員を変える
「オープンブック・マネジメント」について解説した本。 「オープンブック・マネジメント」 とは、経営にまつわる財務的な数字をすべて明らかにして、すべての従業員がそれを理解することで主体的に経営に参加できるやり方である。

財務情報をガラス張りにして全員経営することで自律性が担保される明けでなく、公開されることで組織のモラルも高まる効果があるといわれている。

3位 学習する組織――システム思考で未来を創造する

組織戦略に関する名著。この学習する組織を作るための5つの法則、システム思考、自己マスタリー、メンタル・モデルの克服、共有ビジョンの構築、チーム学習について解説している。

4位 知識創造企業
日本が誇る日本人経営学者、野中 郁次郎氏、竹内 弘高氏による著作。原書は英語で発表され、アメリカで高い評価を受けた。

日本企業の成功の理由を「組織的知識創造」と定義し、其の知識をマニュアル化などによる「形式知」と個人の一人ひとりの体験に基づく「暗黙知」にわけ、それの相互作用が重要説く本書は、日本企業的な組織の強さについて語っている。

5位 失敗の本質
ランクインした本の中では、最も古い1984年出版のこの本。厳密にはビジネス書というよりも歴史書といったほうが良いかもしれない。

失敗の本質は、旧日本軍の失敗はなぜ起こったのかを解き明かした本。旧日本軍の大規模な失敗、ノモンハン事件、ミッドウェー海戦、ガダルカナル島の戦い、インパール作戦、レイテ沖海戦、沖縄戦について、なぜ、その失敗が起こったのかを総合的に解説している。

中公文庫版では、累計56万部に達しているロングセラーだ。 *1

*1 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%81%AE%E6%9C%AC%E8%B3%AA

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