とにかく転職活動をスタートさせることがおすすめだ。
実際に転職するかはそれから決めればいい。
1. 転職活動を開始してもデメリットはない
そもそも、転職がしたいと少しでも思うのは、現業への不満や将来へ不安があるからだろう。
そして、「隣の芝生は青く見える」ということわざがあるように、転職するとバラ色の生活が待っているように思える。
それであれば、本当に隣の芝生は青いのかをちらりと観察しに行ったらいいんじゃないかというのが、このサイト主張だ。
転職活動をするのに特に費用はかからない。もちろん、がっつりと転職活動をするとなると時間もかかるが、気軽に情報収集を始めるのであれば、そんなに時間もかからない。
終身雇用型モデルが崩れつつある、今、ビジネス人生のすべてを1社に捧げるというのもなかなか難しい。
それであれば、今から、
・ 職務経歴書を書く
・ 転職サイトに登録してみる
をやってみても良いのではないか?
これがこのサイトで勧めているゆるい転職活動のスタートだ。ゆるい転職活動の実施。
この転職活動は、6か月以内に絶対に転職するではなく、良い話があったら転職するというタイプの転職活動だ。
2. すぐに転職活動を開始したことによるこれだけのメリット
転職活動を今すぐ始めれば、多くのメリットがある。
メリット1:隣の芝生は青い議論に終止符を打てる
転職活動をしてみるといやでも世の中における自分の価値がわかる。
それによって今の仕事に対する考え方も変わる。自分に競争力がなく、よい転職先がなければ現在の仕事を頑張るしかない。
そういう試行の過程を経て、現在の仕事のすばらしさを見つけた人も多いだろう。
メリット2:転職力がつく
転職するのもスキルだ。職務経歴書の書き方、面接の受け方、求人票の探し方などである。つまり、転職もビジネスマンのスキルの1つである。いわば転職力。
仕事力とは違い、転職をするためのノウハウやスキルは確実に存在し、それを身に着けておけば、転職活動が容易になる。ただし、これは誰が教えてくれるものではなく、自分で実践して取得しないといけない。
メリット3:年齢が若いほうが求人が豊富
20歳代、30歳代前半は、求人も豊富であるが、40歳代に入ると求人はめっきり減る。つまり、転職をするならば若いうちがいい。
あなたは自動的に歳をとってしまうため、今すぐに転職したほうが、来年転職するよりもより良い条件のところが見つかる可能性が高いのが転職市場の常だ。
また、若い人のほうがチャンスが多いため、求人紹介会社やヘッドハンターも親身になって対応してくれる。
メリット4:転職できない人にならなくて済む
終身雇用型社会の崩壊で、一番問題になるのは転職できない人の存在だ。転職するというのもビジネススキルの一つであるが、いきなり、48歳で転職してくださいといわれても、対応できないということだ。
さらに、企業のほうも、転職許容力という意味で、48歳で1度も転職経験がない人よりも、48歳で2回転職している人のほうが、採用しやすい。
今までは終身雇用型社会だったため、そもそも転職をする必要はなかったが、それが崩れつつある今、あなたが転職できない人になってしまうというのは、ビジネスキャリアや人生設計上問題だ。
注意事項
転職活動はすべきである。ただ、実際に転職するべきかは、個人の判断だ。転職活動をした結果、やっぱり今の仕事が一番良いという場合は、今の仕事を続けるべきだからだ。
つまり、この記事では転職”活動”をすることは薦めるというのを結論としている。