当たり前であるが、リスクを背負って転職するからには、給料はそれなりに上がらないと、、、と考える人も多いだろう。
転職と年収の調査結果によると調査結果によると
リクルートワークス研究所という団体が、 全国就業実態パネル調査*1なかで、転職して年収がアップしたか?ダウンしたかを調査している。その調査によると
正規雇用の職員 - 年収は上がったか?
25歳から34歳 上がった 44.1% 変わらない 23.4% 下がった 32.5%
35歳から44歳 上がった 42.2% 変わらない 19.6% 下がった 35.5%
45歳から54歳 上がった 43.5% 変わらない 21.0% 下がった 35.4%正規雇用の職員 - 10%以上年収は上がったか?
25歳から34歳 10%以上上がった 36.2% 10%以上下がった 25.0%
35歳から44歳 10%以上上がった 35.6% 10%以上下がった 28.9%
45歳から54歳 10%以上上がった 33.9% 10%以上下がった 27.3%
となり、統計的には45%ぐらいの確率で年収が上がる。ざっくりいうと、2人に1人は、年収が上がっているということになる。更に約35%の人が年収は10%以上上がったといっている。
ちなみに、年間の昇給率は大企業でも2%程度*1といわれており中小企業はそれよりも低い。そう考えると、転職はやはり給料を上げるためには有効な手段である。
ちなみに給料が変わらなかったという人も20%程度いて、つまり、上がった人と変わらなかった人で大体65%ぐらいになる。これをリスクとみるか?チャンスと見るか?それはあなた次第。
*1 全国就業実態パネル調査: http://www.works-i.com/surveys/panel-surveys.html
*2 経団連の調査より https://www.keidanren.or.jp/policy/2018/003.pdf