流行を追わない最新ビジネス書ランキング

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最新!アメリカビジネス書ランキング | 歴代累計ビジネス書ランキング

大切なことはビジネス書の名著から学んだ」にアクセスいただきましてありがとうございます。2023年第2四半期(4月から6月まで)のビジネス書ベストセラーランキングを発表させていただきます(過去のランキングはこちらから)。

このランキングは、当サイト経由で、アマゾンにて売上げた書籍販売数をベースにランキングを作成しております。当サイトのコンセプト上、名著を中心に紹介しているので、新刊ビジネス書はあまりランキングインせず、あくまでも歴史的な名著(ロングセラー本)が多くランキングインする傾向があることをご理解ください。

尚、販売数が同数のものは当サイトからアマゾンへのクリック数が多いものを上位にさせていただいています。

1位は、日本が誇るビジネスシンカー、一橋大学名誉教授の野中 郁次郎氏と、ハーバード大学経営大学院教授教授の竹内弘高氏による歴史的な名著、知識創造企業だ。日本企業の強さと、それに関連してナレッジマネジメントの重要性を説いた日本発の経営戦略書である。

2位は、オープンブックマネジメントという全員参加型の経営戦略を解説した「その仕事は利益につながっていますか?―経営数字の「見える化」が社員を変える」となった。

3位と4位は、仕事効率化の名著、PEPとGTDを解説した本がそれぞれ入った。書評については、世界で人気の2大仕事効率化プログラムとは? を読んでほしい。

5位は、交渉術の名著「ハーバード流交渉術 必ず「望む結果」を引き出せる!」。この本での根底に流れる交渉のコンセプトは「交渉する相手・交渉する問題を理解する」ということだ。これは、相手に合わせるわけでもなく、自身が妥協するわけでもない。相手を理解するということで交渉をうまくいかせようということである。

6位は、MBAで教えてくれる内容の基礎を1冊にまとめた「新版10日で学ぶMBA」だ。いつかは、海外のMBAスクールに行ってみたいと思う人も多いだろう。その一方で、海外のMBAスクールに通うとなると天文学的なお金がかかる。それを解決していくれるのがこの本だ。英語版と日本語版の両方が用意されているため、両言語を購入して比較すれば、英語の勉強になる。詳しい書評は「MBAを独学で、おすすめ本はこれだ」を参考にしてほしい。

7位は、協力できない組織を解説した「不機嫌な職場 なぜ社員同士で協力できないのか」。非協力的な組織は生産性も高くない。それをどのように打破していけばよいかを解説した名著。初版は今から10年以上前の、2008年であるが引き続き読み継がれているビジネス書の名著である。続編ともいえる「職場は感情で変わる」も是非とも合わせて読んでほしい。詳しい書評は「不機嫌な職場の処方箋 - 組織感情をどのようにしてコントロールするか? 職場は感情で変わる。」を参考にしてほしい。

8位は、組織的な行動について解き明かした Organizational behavior の教科書的な本「 組織行動のマネジメント 」。トップMBA校でも教科書として使われる名著だ。9位は、経営の神様、ドラッカーによる経営管理の名著「マネジメント[エッセンシャル版]」である。10位は、「第五水準のリーダーシップ」という概念を提唱し、400万部以上売り上げている経営戦略書「ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則」。

以上が、名著を中心に紹介している「大切なことはビジネス書から学んだ」の2023年第2四半期(4月から6月まで)のビジネス書ベストセラーランキングでした。

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