マーケティング本

おすすめのマーケティング本 – ロング&ベストセラー10冊

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世の中には数多くのマーケティング本がある、この中で何を読めばいいのかというのは悩むところだろう。さらに、マーケティングは非常に領域が広い。

そこで「大切なことはビジネス書の名著から学んだ」では、古典とも言えるロングセラーなマーケティング本から最近のベストセラーなマーケティング本まで10冊に厳選するということをテーマにおすすめマーケティング本のリスト化を試みた。

ルールとして、同じ著者のものを複数選出しないことを考慮してある。これは、より広い意見のマーケティング本に触れるという視点からである。

10冊のおすすめのマーケティング本、ベストセラー・必読の名著リスト

1. マーケティング全般(古典)の1冊
2. 各種マーケティングエリアを理解する9冊
 2.1 プライシング戦略の2冊
 2.2 ダイレクトマーケティング、プロモーションの2冊
 2.3 CRM・顧客接点の1冊
 2.4 口コミ・マーケティングの1冊
 2.5 データドリブン・マーケティングの1冊

1. マーケティング全般(古典)
1冊目:コトラーのマーケティング・コンセプト
著者:フィリップ・コトラー / 初版:2003年
原著:Marketing Insights from A to Z: 80 Concepts Every Manager Needs to Know

マーケティング界のグル中のグルと言ってもいいノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院(ビジネススクール)の教授、フィリップ・コトラー氏によるマーケティングの基礎を学べる本。

コトラー氏と言えば、大著「コトラーのマーケティング・マネジメント」が有名である。しかし、一般人が読むにはあまりにも大著すぎるマーケティング本である。

当書は、マーケティングに関して重要だと考えられる80のコンセプトをテーマごとに解説している。1コンセプトごとに完結しているため、「コトラーのマーケティング・コンセプト」は、非常に取り組みやすいマーケティング本と言えるあろう。

2. 各種マーケティングエリアを理解する
2.1 ブランディング・ポジショニング戦略

2冊目:ポジショニング戦略
著者:アル・ライズ / ジャック・トラウト / 初版:1981年
原著:Positioning - The Battle for Your Mind

ポジショニングの概念を広めた本書。ポジショニングを一言で言えば「商品そのものに手を加えるわけではない。消費者の頭の中に、商品を位置づける(ポジショニング)のだ。」(本書、新版 P12より)と定義づける。

本書の中では、ポジショニングの手法だけでなく、このポジショニングにより、消費者のブランドに関しての認知、認識を大幅に改善した事例などが豊富に紹介されている。

ポジショニング戦略」は、30年以上に前に発行された本書であるが、移り変わりや流行の激しいマーケティングという業界で、推薦できるおすすめの名著、ロングセラーのマーケティング本と言えるだろう。

3冊目:ザグを探せ! 最強のブランドをつくるために
著者:マーティ・ニューマイヤー / 初版:2006年
原著:Zag: The Number One Strategy of High-Performance Brands

競合とは全く違う方向へ進み、それをブランド化しようと主張する本書。重要なことは「違い」なのである。そして、この違いをどのように構築するか?が詰まっているマーケティング本だ。

2.3 プライシング戦略
4冊目:値段ひとつで儲かるカラクリ
著者:ラフィ モハメド / 初版:2005年
原著:The Art of Pricing: How to Find the Hidden Profits to Grow Your Business

企業の利益に直結する価格、だたし、結構難しい、価格戦略(値付け)について解説した本書。

この「値段ひとつで儲かるカラクリ」は、顧客の感じる価値に注目しての価格付けについて学ぶことができる、価格戦略の名著ともいえるマーケティング本だ。

ダイレクトマーケティング、プロモーション
5冊目:究極のセールスレター シンプルだけど、一生役に立つ!お客様の心をわしづかみにするためのバイブル
著者:ダン・ケネディ / 初版 1991年
原著:The Ultimate Sales Letter: Boost Your Sales with Powerful Sales Letters, Based on Madison Avenue Techniques

アメリカのダイレクトマーケティング業界のグルともいえる、ダン・ケネディ氏による著書。タイトルは、セールスレターとなっているが、インターネットも含めてレスポンスマーケティングに関わっているすべての人におすすめの書籍である。

本書では、28のステップに分けてセールスレターの作成について解説している。具体的なコピーの書き方から、デザイン面でのアドバイス、テストの重要性なども述べられている。

本書の中には、セールスレターのサンプルも含まれており、これを参考しながらレスポンスマーケティングを組み立てることもできる。インターネット時代になり、顧客到達のためにチャンネルが変わっても結局受け取るのは人であり、それは変わってない。

消費者心理を知り尽くした著者ならではのテクニックが学べるおすすめの名著である。

6冊目:シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは
著者:ジョセフ・シュガーマン / 初版:1999年
原著:Triggers: 30 Sales Tools you can use to Control the Mind of your Prospect to Motivate, Influence and Persuade.

「心理トリガー」、つまり顧客が購入してしまう引き金の重要性と、それについての消費者心理を解説しているのが当書(ちなみに、原著のメインタイトルは、トリガーである)。

著者は、実際にダイレクトマーケティングで大成功をおさめたジョセフ・シュガーマン氏である。ダイレクト・マーケティング、レスポンス・マーケティングに携わる人だけでなく、すべての顧客接点を持つ人におすすめの本と言える。

CRM・顧客接点
7冊目:CRM―顧客はそこにいる (Best solution)
著者:アクセンチュア - 村山 徹、三谷 宏治、戦略グループ、CRMグループ / 初版:1998年

少し古い本であるが今でも色あせないCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)戦略の教科書的な本。

企業の収益は顧客から生み出される。顧客中心に考える際に読みたいマーケティング本である。

8冊目:パーミッション・マーケティング
著者:セス・ゴーディン / 初版:1999年
原著:Permission Marketing : Turning Strangers Into Friends And Friends Into Customers

インターネット誕生からさまざまなマーケティングコンセプトが生まれたが、その中でももっとも有名なものの1つに「パーミッション・マーケティング」がある。

パーミッション・マーケティングとは、消費者に情報を提示してもらう許可、それに対してよりニーズに合った情報を送り、それによって、より多くの情報を消費者に開示してもらい許可を得る、というような長期間なインタラクションを通じて、見込み客から顧客に転換することを言い表した言葉だろう。

新しい時代を作った1つのおすすめのマーケティング本といえるであろう。

口コミ・マーケティング
9冊目:クチコミはこうしてつくられる―おもしろさが伝染するバズ・マーケティング

著者:エマニュエル・ローゼン / 初版:2000年
原著:The Anatomy of Buzz: How to Create Word of Mouth Marketing

口コミが発生する状況に対して、体系立てて説明するのが当書である。

そもそも人々が前向きなコメントを残すに値する商品を持っている必要や口コミを起こすために誠実、正直、素直に口コミマーケティングを行っているかなど、小手先にはよらないまっとうなことも論じている。

この本を読めば、口コミは単なる偶然の産物ではなく、活用できるマーケティング手法であるということがわかるマーケティング本である。

データドリブン・マーケティング
10冊目:統計学が最強の学問である

著者:西内 啓 / 初版: 2013年

純粋には統計に関するの本かもしれないが、マーケティング本と言っても言いだろう。データに弱いマーケッターには耳の痛い話がたくさん乗っている。

データを集め、集計だけ行い、それを奇麗なグラフでまとめる。そして、キャンペーンがうまくいったという雰囲気を出した資料を作る。しかし、突っ込まれればそのデータが持つ本当の意味について曖昧ということはないだろうか?

データの力をどのようにしてマーケティングに活かしていけばいいのか?の方向性をこの本は教えてくれる。

いかがであっただろうか? お勧めのマーケティング本、10冊を読んでマーケッターとして次のステージに到達していただけたらと考えている。

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