投資本・ファイナンス本・アカウンティング本

毎月の携帯料金を無料化する? 格安SIMのすすめ

携帯電話料金は、月々大体1万円前後という人が多いのではないか。調査では、平均値は6,755円*1 と出ているが、感覚的に最新機種、特にiPhoneを使って3つの大手キャリアを使っていると1万円ぐらいになってしまう。

これだけ給料が上がらない中、毎月固定的に1万円かかるというのは実に厳しい出費だ。

そこで今回は、ビジネス書代をねん出する意味でも、携帯電話料金を無料にする方法について考えていきたい。

ステップ1: まずは3つの大手キャリアを辞めて格安SIM携帯電話会社に契約を変える

3つの大手キャリア、つまり、NTTドコモ、AU、ソフトバンクと契約している人がほとんど思う。現状で大手3社のシェアは87%*2 となっており、10人に9人が大手キャリアを使っている。

残念ながら大手キャリアを使っている以上は、これ以上携帯料金を安くするのは難しく、大体、1.2万円ぐらいというラインに落ち着いてしまう。

まずは、携帯電話料金を限りなく無料にするを目指すためには、このような料金が高い大手キャリアではなく、格安SIM携帯会社に移行する必要がある。

この規模の料金をいきなり無料にするのは難しい。というのもそもそもの契約価格が高いからだ。そこで、まず、格安SIM携帯電話会社といわれている会社に契約を移動する必要がある。

皆さんが一番気にする携帯電話番号は、MNPという形をとれば、格安SIM会社に同じ電話番号で移行できる。次はメールである。キャリアメールは以降できないが、これを機にキャリアに依存しないメール、Gmail に変更するのがおすすめである。これによって、今後、何の制約もなくキャリアを移動できるだけでなく、パソコン、スマフォ、タブレットなどから自由自在にメールにアクセスできる。

ここまで、格安SIM携帯電話会社に移行するという気持ちになったら、次は、どの格安SIM携帯会社に移動するかの検討となる。

ステップ2: 通信料金が格安の格安SIM携帯電話会社どこか?

日本には、格安SIM携帯電話会社は、1428社*2 あるらしい。さすがにちょっと多すぎて選べない。今まで、3つの大手キャリアの中から選べばよかったわけだが、どれを選べば良いのわからずに結局どれも選べない状態になっている人も多いだろう。

格安SIM携帯電話会社を選ぶコツは、もちろん、料金が格安の会社を選ぶべきあるが、携帯電話料金は、
1) 音声通信基本料+従量課金
2) データ通信料
の大きく2つで構成されている。

ただ、実際に通話をするケースも少なく、データ通信の利用が主体だ。

このデータ通信量をついつい使ってしまうため、よりデータ通信容量が大きいプラン=高いプランを選んでしまうという人も多いだろう。これは、追加のデータ通信量が割高のため、最初から通信容量が大きなプランを選んだほうが、結果的に特になるという考えだ。

これは正しいだろうか?

データ通信量を消費しているのは、主に通信料が大量に必要な動画サイト、具体的に言えば、YoutubeとアメバTVというケースが多い。もし、動画サイトのデータ通信量をカウントしないとすると、データ通信量はかなり減る。

格安SIM携帯電話会社のビッグローブモバイルであれば、オプション料金、月額480円払えば、YoutubeとアメバTVなどのメジャー動画サイトのデータ通信量をカウントしないという、エンタメフリーオプションというものが存在する。

これのオプションに入れば、比較的に少ないデータ通信容量、例えば3GBの通信容量でも安心して契約できる。ビッグローブモバイルは、データ通信容量が月 3GBであれば月額料金はなんと1600円、これに、エンタメフリーオプションをつけても、月額料金はわずか、2,080円になる。

安い。。。ちなみに、ここまで安いとビッグローブモバイルって怪しくないのか?品質はどうなのか?と考える人もいるだろう。それはもちろん問題ない。なぜなら、ビッグローブの親会社は、あの3大キャリアのAUを運営するKDDである。

ということもあり、ビッグローブで契約する場合はAU版(タイプA )のSIMを選ぶのが良い。

ステップ3: 安くなった携帯電話料金を無料にする?

ここまでで、携帯電話料金を抑えたとしても結局は無料にはならない。

次はポイ活、つまり、ポイントで稼いでそれで携帯電話料金を支払うということである。ビッグローブ社は、Gポイントというポイントサイトを運営している。このGポイントで得られる1ポイントは、ビッグローブの利用料金1円として利用することができる。

Gポイントというポイントサイトには、高額のクレジットカード発行案件なども掲載されており、これで2万ポイント、ビッグローブの利用料にすれば2万円分となる。月額利用料金を約2000円とするならば、1枚クレジットカードを発行するだけで、10か月分の利用料金が事実上無料になる。

ただし、このような高額の案件はそんなに多くない。それでも、証券会社の口座オープン案件やクレジットカード発行案件で、5000ポイントぐらいの案件は、頻繁に出ている。これであれば、1口座オープンすれば、2.5か月分がタダになる。

定期的にこのようなポイント獲得案件に申し込み、それを利用料金に充当することで、携帯電話料金を無料にすることができる。

携帯電話料金の見直し、つまり、格安SIM携帯電話会社への移行は、家計防衛術の主要な施策でもある。まだ、大手キャリアを使っている人、つまり、世の中の10人のうち、9人の人であれば、是非とも格安SIM携帯電話を検討してほしい。

*1 https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=418
*2 https://www.soumu.go.jp/main_content/000707579.pdf

あわせて読みたい: 家計防衛術 - 無理なく家計の見直しを実行とは?
携帯電話会社見直しも含めた網羅的な家計の見直し施策については「家計防衛術 - 無理なく家計の見直しを実行」が参考になります。是非、読んでいただきお得に暮らしましょう!

-投資本・ファイナンス本・アカウンティング本

© 2024 大切なことはビジネス書から学んだ Powered by AFFINGER5