ビジネス書:50冊のおすすめのベストセラー・必読の名著(2023年度版)

毎月、数えきれない数の新刊書が出ているビジネス書。つまり「どのビジネス書を読むべきか?」こそが問題だ。

当サイト「大切なことはビジネス書の名著から学んだ」では、数あるビジネス書の中から、名著、ベストセラー、ロングセラーとなったビジネス書を50冊選んだ。というのも、価値があるビジネス書を選ぶ際に「ブームでなく読み継がれている=5年以上前に発行されたビジネス書で今なお読む価値がある」を最も重視している。

この基準に加えて、 
・ 様々あるビジネス書のカテゴリーの中から、ビジネスマンが成長するのに必要なものをバランスよく
・ 同じカテゴリーであればできるだけ過去に遡りその中からロングセラーを選ぶ
・ 同じ筆者の本が2冊選ばない
という視点を加えて50冊厳選している。

ちなみに、発行から5年以上立っているというのはアマゾンにて古本でお手軽な値段で本を手に入れることができる(昨今のビジネスマンは私も含めてお財布は厳しいだろうと)。現在、2019年度版として紹介していビジネス書の名著は以下の50冊のラインナップだ。尚、このリストは常に入れ替えをしてベストな50選にしている。

50冊の名著ビジネス書:カテゴリー
1. 企業戦略論(13冊)
2. マーケティング・商品開発・営業(9冊)
3. 組織・リーダーシップ論(7冊)
4. ファイナンス、アカウンティング、企業経営管理論(3冊)
5. 仕事術(2冊)
6. 交渉術・思考方法(3冊)
7. 自己啓発(6冊)
8. ビジネス教養(6冊)
9. 語学(1冊)

1. 企業戦略論のおすすめビジネス書(13冊)

ビジネス戦略の基礎は、古典的な企業戦略論のビジネス書から学ぼう。まずは古典ビジネス書12冊をリストアップした。

1冊目:マネジメント
日本でも人気の高い経営学者であるピーター・F・ドラッカー。その代表的な著作でもある「マネジメント」は、企業活動の目的や組織、そして、マネージャーのあり方など、ビジネス全体的に基本的な原則を解説した名著、必読の書である。

ここに紹介しているのは、マネジメントのオリジナルから抜粋したエッセンシャル版であるが、まずはこれを抑えたい。

2冊目:企業参謀―戦略的思考とはなにか

日本が世界に誇るビジネスシンカー、大前研一氏。日本で最も有名な戦略コンサルタントともいえる大前氏の代表的な著作が「企業参謀」である。この企業参謀では、戦略的な思考フレームワークの解説と、それをどのように企業経営に活かすのかを解説している。

書評「戦略的思考を学び、それを企業経営に活かしたいと思う方への良書:企業参謀」はこちらから。

3冊目:エクセレント・カンパニー
複数の優良企業を研究しその共通項をあぶり出し、フレームワークを作り優良企業を洗い出す。このような本は数多くあるが、その中でも、古典的名作というのがこの「エクセレント・カンパニー」である。この本の発売は、1982年と今から30年以上前のことであるが、そのフレームワークは未だに輝きを失っていないだろう。

ちなみに、このエクセレント・カンパニーの共著者、トム・ピーターズ氏と2冊目で紹介した企業参謀の著者、大前研一氏は、世界的な有名な米系コンサルティング会社、同じマッキンゼー社で働いていた。その縁もあって、このエクセレント・カンパニーの訳者は大前研一氏である。

書評は「エクセレント・カンパニー すごい企業の共通点とは何か?」を参考にしてほしい。

4冊目:ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則
世界的に有名なビジネス学者、ジム・コリンズ氏。このジム・コリンズ氏は、著作は日本ではビジョナリー・カンパニーシリーズとしてシリーズ展開されているのであるが、その中でも最も打てれているのは、原作名「Good to Great」、日本書籍名はこの「ビジョナリー・カンパニー 2 飛躍の法則」である。

冒頭に「Good(良好)はGreat(偉大)の敵」と書き、時代を超えた成功の法則を追求している。

書評は「ビジョナリー・カンパニー – ケイパビリティ派の指針」を参考にしてほしい。

5冊目:知識創造企業
組織における知識について解き明かした名著。日本企業の成功の理由を「組織的知識創造」と定義し、其の知識をマニュアル化などによる「形式知」と個人の一人ひとりの体験に基づく「暗黙知」にわけ、それの相互作用が重要とく。

日本企業がなぜ強いのか?」の基本を知ることによって、今低迷する日本企業に新しい活力をもたらすことが出来るかもしれない。

著名なビジネス書というとどうしても欧米の研究者が書いた本が中心となるが、 著者の野中 郁次郎 氏や、竹内 弘高氏は、日本人で世界に名が知れた日本人経営会社。これは日本人による経営理論の名著なのである。

6冊目:競争の戦略

世界でも最も有名な経営学者、ハーバード大学経営大学院教授、マイケル・ポーター氏の代表的な著作。企業戦略論の古典とも言われる本。

マイケル・ポーター氏は、ファイブフォース分析やバリューチェーンなどの考えだしたことでも有名。世界で最も有名な経営学者といってもいいだろう。

 

7冊目:イノベーションのジレンマ

成功を収め、大きなマーケットシェアを持っている業界トップの優良企業。この企業は、保有するその優れた製品を継続的に改善していけば、その繁栄は永遠に続くと思われる。

しかし、現実にはそういった優良企業が、ある意味まじめに、そして、しっかりと製品を継続的に改善していった結果、逆に新興企業に負けてしまうというジレンマを解き明かしたのがこの「イノベーションのジレンマ」。

20年ほど前の本であるが、ロングセラーのビジネス戦略本。これを読んでない (or 知らない) ビジネスマンは少ないだろう。ビジネスマンの教養として読んでおくべきではないか?

尚、どのようにして、このイノベーションのジレンマを乗り越えていくかの研究をした「イノベーションへの解 利益ある成長に向けて」などの続編なども発刊されている。

詳しい書評は、なぜ優良企業こそが衰退するのか - それがイノベーションのジレンマから。

8冊目:コア・コンピタンス経営
コア・コンピタンスとは「他の企業には真似できない、顧客に特定の利益をもたらす技術、スキル、ノウハウの集合体」と説明される。

このコア・コンピタンスの重要性と、将来にわたって、このコア・コンピタンスを強化させることによって企業の競争力を高めようとこの「コア・コンピタンス経営」では提唱している。

経営戦略の中で必ず語られる単語だけに一度は目を通しておきたいビジネス書である。

9冊目:プロフィット・ゾーン経営戦略―真の利益中心型ビジネスへの革新
シェアに戦争でなく利益を生み出すことに注力すべきだと説くこの本は、利益を生み出すビジネスモデル(このプロフィット・ゾーン経営戦略的に言えばビジネス・デザイン)を定義し、実例も踏まえて解説している。

儲からないと考える人にはまず読んでほしいビジネス戦略書。

10冊目:ブルー・オーシャン戦略――競争のない世界を創造する
この「ブルー・オーシャン戦略」の最大の特徴は、市場を2つにわけていることだろう。血みどろの戦いが繰り広げられる「レッドオーシャン」と誰もがまだ到達していない未開拓の市場「ブルーオーシャン」。

レッドオーシャンで戦う危険性と、ブルーオーシャン市場でを開拓する優位性。企業戦略において、創造性の重要性を教えてくれる。

レッドオーシャンやブルーオーシャンという言葉を使うビジネスパーソンも多い。是非読んでおきたい1冊である。

11冊目:ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か
生産管理をテーマにしたビジネス小説である「ザ・ゴール」。いかに工場において生産効率を上げるかという命題に対して、小説の体裁でそのノウハウを得ることが出来る。

この中で重要なのは、ボトルネックといわれる制約条件の発見である。簡単いえば、生産効率を上げるためには、各工程を個別最適化しただけではダメで、全体を見渡し一番効率が悪い部分を特定し、そこの効率(スループット)を上げる必要があるとこの「ゴール」では解く。

詳しい書評は「ザ・ゴール ― 最大のスループットを得るためにボトルネックを探せ」を参考にしてほしい。

12冊目:リエンジニアリング革命
アメリカでも、日本でも大ヒットとしたビジネス書。リエンジニアリングを一言で言えば、企業におけるビジネスプロセスを見直し、効率化を図ることといえるだろう。当たり前であるがなかなか難しいことである、顧客への価値最大化を目指し、ビジネス全体のプロセスを最適化する必要があるということを本書は説いている。

プラスの1冊、13冊目:10日で学ぶMBA
アメリカのトップスクールのMBAで教えられている内容の基礎を1冊にまとめたのがこの「10日で学ぶMBA」だ。年制MBAのおける1年目で学ぶ必修コースの内容が詰まっているといっていいだろう。MBAの鉄板であるアカウンティング、ファイナンス、マーケティング、戦略以外にも、倫理(ビジネス倫理)、組織的行動(オーガニゼーショナル・ビヘイビア)とバランスよく授業(章立て)がされている。

10日では吸収できないほどの内容であるが、MBAを独習、速習できることには変わりはない。おすすめである。

詳しいカリキュラムは、「これが本当の速習(英語でも) – 10日で学ぶMBA」を参考にしてほしい。

2. マーケティング・商品開発・営業のおすすめビジネス書(9冊)


商品開発・マーケティング・販売のために役立つ9冊。尚、よりコンセプチュアルな読み物に関してはビジネス教養のカテゴリーに入れさせていただいた。

14冊目:コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント
世界のMBAスクールで教科書としても使われている、マーケティングを学ぶためのグローバルスタンダードな教科書とも言えるこの本。

このタイトルにあるコトラーとは、ご存知、フィリップ・コトラー教授(ノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院)だ。マーケティング界では最も有名な教授であろう。

15冊目:ポジショニング戦略
マーケティングの成否の鍵を握っているのは「ポジショニング」であると説く「ポジショニング戦略<」では、消費者の頭の中に商品を位置づけることをポジショニングと定義し、その重要性を今から30年ほど前に説いたビジネス書。 それ以来ロングセラーのマーケティング本である。

16冊目:値段ひとつで儲かるカラクリ
儲かるビジネスために重要なのは適切な価格戦略。

この「値段ひとつで儲かるカラクリ」では、「コスト積み上げ型」や「市場からの予測」ではなく、顧客が感じる価値に注目しろと説く。また、値付けも1つの固定した値段ではなく、顧客のニーズやシーンに合わせて価格を設定するべきだとも主張する。

顧客中心の価格設定、よくよく考えれば当たり前であるが、まだ多くの人が気づいていない価格戦略をこの「値段ひとつで儲かるカラクリ」では学べる。

詳しい書評は、「値段ひとつで儲かるカラクリ – 価格戦略の謎を解き明かす」を参考にしていただきたい。

17冊目:究極のセールスレター シンプルだけど、一生役に立つ!お客様の心をわしづかみにするためのバイブル
アメリカのダイレクトマーケティング業界のカリスマ、ダン・ケネディ氏によるセールスレター(ダイレクトメール)の書き方の指南書。

本の主なターゲットはダイレクトメールであるが、コンセプトが細かく紹介されていることからメールマーケティングに取り入れる事もできるだろう。

効率が良いダイレクトメールを作りたい人にはおすすめの一冊だ。

18冊目:ハイパワー・マーケティング
アメリカのマーケティング業界のカリスマ、ジェイ・エイブラハム氏による「売れるため」のマーケティング解説書。

19冊目:パーミッション・マーケティング
黄色い表紙で書店でも目立つ存在であった「パーミッション・マーケティング」(現在の装丁は白である)。

企業と顧客の関係に注目し、パーミッション=顧客の承認得た、マーケティング活動の重要性を解いている。オリジナルの帯では次世代の1:1マーケティングの概念といことが謳われている。

起業家でもありベストセラービジネス書作家でもあるセス・ゴーディン氏による書籍。

20冊目:クチコミはこうしてつくられる
どのようにして口コミが起こっていくのか?ということを体系的に説明したのがこの「クチコミはこうしてつくられる」。口コミと言うのは自然発生的に起こっているようで、特定のパターンがあると説く。

口コミのシステムを解説した名著。

21冊目:実践的ゲリラマーケティング
「小企業のための成功する広告戦術」と副題がついたこの本。低予算でどのように効果的にマーケティングを実施していくかを解説した名著。

メディア戦略から、コピーの書き方などの実践的な内容が含まれる、低予算マーケティングの教科書。

22冊目:キャズム

1991年のアメリカでの発売以来、IT企業のマーケッターを中心にロングセラーといえるのがマーケティング・ビジネス書がこの「キャズム」。

この本では、ハイテク製品においては、初期の消費者と市場の多くの占める消費者の間にはキャズム(いわば溝)があることを解き明かしている。

これにより、当初は非常にうまく言っていた製品が、ある特定の段階まで売上を拡大すると全く売れなくなる可能性がある。「キャズム」ではそれへの対応についても考察されている。

3. 組織・リーダーシップ論のおすすめビジネス書(13冊)

会社という組織で生き、そしてそこでリーダーシップを発揮するための7冊

23冊目:最強組織の法則―新時代のチームワークとは何か
組織戦略に関する名著。「学習する組織」という概念を広めた、ピーター・M・ゼンゲの代表的著作。

この学習する組織を作るための5つの法則、システム思考、自己マスタリー、メンタル・モデルの克服、共有ビジョンの構築、チーム学習について解説している。

24冊目:サーバントリーダーシップ
「カリスマ型リーダーシップ」とは逆の「奉仕するリーダーシップ」、それが、サーバントリーダーシップだ。これは、部下を引っ張るのではなく、部下の押し上げる(成長を助けるタイプ)のリーダーシップともいえ、ますます複雑化する組織のなかで、求められているタイプのリーダーシップでもある。

詳しい書評は、「カリスマリーダーはもういらない? サーバントリーダーシップ – 真のリーダーシップとは」を参考にしてほしい。

25冊目:1分間マネジャー―何を示し、どう褒め、どう叱るか!
ビジネス小説の形を取りながら、マネジャーとはどうあるべきかを説いた名著。

1分間で読める形の目標設定をし、目標に達成した場合は賞賛、達成にできなかった場合は、叱責を行うということを説いている。

ビジネス書としては非常に分量も少ないためかすぐに読める。是非とも一読を薦めたい。

26冊目:あなたのチームは、機能してますか?
「あなたのチームは機能していますか?」は、ビジネス小説の形を取りながらどのようにしてチームを作っていくのかを解説した本である。

この本ではチームが機能不全に陥る理由を
1. 信頼性の欠如
2. 衝突への恐怖
3. 責任感の不足
4. 説明責任の回避
5. 結果への無関心
としている。

チーム作りに悩む方へおすすめのビジネス書である。詳しい書評は、「あなたのチームは機能していますか? 最高のチームを作ろう」を参考にしてほしい。

27冊目:フィッシュ!―鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方
全米で大ヒットとなった「フィッシュ」。魚市場から生まれた活気あるチーム作りの秘訣を説くこの本では、チーム作りの秘訣を、

・態度を選ぶ 常にポジティブな姿勢で出社するように心がける。
・遊ぶ オフィスに活気があふれるような遊び方を取り入れることが大事。
・人を喜ばせる 顧客や同僚に対してエネルギッシュな楽しい雰囲気で接する。
・注意を向ける 人があなたを必要としている瞬間を逃さぬように、いつも気を配る

の4つとしている。詳しい書評は「活気あるチームの作り方は魚市場に学べ – フィッシュ!」を参考にしてほしい。

28冊目:不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか
現代の職場で「何が協力を阻害しているのか?」を解き明かしたビジネス書。

協力を阻害している理由を、個人的なことではなく、最近の職場におけるタコツボ化などを例に上げ、そにより、協力しなくても良いという風潮が生まれているといった、組織的な問題であると説いている。

詳しい書評は「不機嫌な職場 – 協力できないワケとは?」を参考にしてほしい。

29冊目:失敗の本質―日本軍の組織論的研究
純粋にはビジネス書といよりも、歴史書のカテゴリーに入るかもしれないが、旧日本軍の組織的な問題を解説したのが、この「失敗の本質」である。

日本的組織で起こりやすい問題を旧日本軍をモデルに解説した本。1984年の発売以来、ロングセラーの一冊である。

詳しい書評は「失敗の本質 – 日本的組織について学ぶ」を参考にしてほしい。

4. ファイナンス、アカウンティング、企業経営管理論のおすすめビジネス書(3冊)


一番むずかしい「お金系」の話についての本、3冊。

30冊目:道具としてのファイナンス
難しいファイナンスの理論を出来るだけわかりやすく解説というコンセプトで作らえたファイナンスの入門書。

31冊目:決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法
損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書の理解を、それぞれのつなげた形で解説したこの本。シンプルな例を沢山例示しそれを3つの財務諸表を繋げる形で解説しているこのアプローチが秀逸である。

詳しい書評は、「決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法」を参考にしてほしい。

32冊目:バランス・スコアカード―新しい経営指標による企業変革
財務的な指標だけでなく、戦略的な視点を含めた経営指標の管理の必要性とそれの管理方法を提唱した書。

5. 仕事術のおすすめビジネス書(2冊)

この領域のビジネス書は実に大量に出版されている。それだからこそ厳選の2冊。仕事の効率化という業界で非常に有名な2人の方が書いた書籍を紹介したい。

33冊目:なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣
1人のビジネスマンとして効率的にオフィスワークを遂行すべきか」をテーマに様々な業務効率化のコツを教えてくるのがこの本。

筆者のケリー・グリーソン氏は、効率よく仕事をこなすというテーマで、ビジネスマンに指導を行っている「効率化」の権威である。

詳しい書評は、「なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣 – 仕事効率化プログラム」を参考にしてほしい。

34冊目:はじめてのGTD ストレスフリーの整理術
この本は、仕事効率化術「GTD」の解説だ。GTDとは、Getting Things Doneの頭文字をとったもの。デビッド アレン(David Allen)氏が提唱している仕事術だ。

忙しいナレッジワーカーの人で、仕事を効率化したいと考える人に是非とも1読をおすすめしたい本である。

詳しい書評は、「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術 - 今最も支持されている仕事術」を参考にしてほしい。

6. 交渉術・思考方法のおすすめビジネス書(3冊)

35冊目:ハーバード流交渉術
交渉術の古典とも言えるビジネス書。「交渉する相手・交渉する問題を理解する」ということをベースに様々な交渉方法を教えてくれる。ハーバード流ということからアメリカ流のハードネゴシエーションの指南か?と考える読者には拍子抜けだろう。

詳しい書評は、「ハーバード流交渉術」を参考にしてほしい。

36冊目:ダイアローグスマート 肝心なときに本音で話し合える対話の技術
アメリカで200万部売れている「Crucial Conversations」の日本語版。

緊張感がある関係においても、どのように会話をしていけば伝えられるかを解説した書。難しいケースの実践的アドバイスつきで非常に参考になる。

詳しい書評は、「言いにくいことを上手に伝えるスマート対話術」を参考にしてほしい。

37冊目:ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル
論理的に物事を考察するための方法論「ロジカル・シンキング」の解説書。

本書では「論理的に思考を整理する技術」と「論理的に構成する技術」を習得して、論理的な説明ができるようになる手法を解説している。

7. 自己啓発のおすすめビジネス書(6冊)

毎月大量に出版される自己啓発書。ここだけは厳選したいということからも厳選して6冊の真のベストセラー、ロングセラーを必読の書とさせていただいた。

38冊目:「原因」と「結果」の法則
この「原因」と「結果」の法則で語られているコンセプトは、「自分の周りで起こっている事実は、自分の行動の結果である」ということ。他人に理由を求めずに、自分が思い続ければその通りになるし、思い続けることができなければ、それは実現しない。そういったシンプル、かつ、普遍的なコンセプトをゆっくりと解説している本である。

書評は「全ては自分で変えられる 悩んだ時に読んでほしい1冊 - 「原因」と「結果」の法則」を参考にしてほしい。

39冊目:人を動かす 新装版
日本で長く読み継がれている自己啓発書である「人を動かす」。1936年の発売以来、全世界で全世界で1500万部のヒットのこの本は、人を動かす原則、好かれる原則、説得する原則という、人間関係の原則を教えてくれる。

40冊目:思考は現実化する
原題成功哲学本の原点ともいわれ、500名以上の成功者にインタビューを行い成功哲学を体系化したこの「思考は現実化する」。当書は、世界で最も売れたビジネス書と言っても過言ではないだろう。全世界で1937年の発売以来7000万部も販売されているのだ。累計販売部数の多い本=読み継がれている名書という視点では、必読の書といえるだろう。

41冊目:7つの習慣―成功には原則があった!
誰もが聞いたことがあるのではないか?そんな自己啓発書である「7つの習慣」。自分の内面を変え、そこから外側(他人や外部環境)に影響を及ぼすことの重要さや、人生をより実りあるものにするための7つの習慣を解説している。

発売以来、全世界で累計2500万部の大ベストセラー書である。

42冊目:自分の小さな「箱」から脱出する方法
自分に起因する歪んだ世界観によって人間関係が歪んだものになる、人間関係を正しく心地良いものにするためには、自分の歪んだ世界観を捨てなくてはいけない。つまり、箱からでなくてはいけない。自分の小さな「箱」から脱出する方法では、この原則の解説や、どのようにして箱から抜け出すかを丁寧に解説している。

ビジネス小説の形をとっているので非常に読みやすいこともおすすめである。

43冊目:さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
強みを伸ばしてビジネスマンとして成功する。

当たり前の話ではあるが、そもそも自分の強みがなんであるかをわかっている人も少ないだろう。この「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」では、米国の調査会社であるギャラップ社が、200万人以上のインタビュー調査に基づき分析したデータによってあなたの強みがわかる。

ギャラップ社の調査によると強みは、34資質に分類することができるとのこと。本に付属してくるコードによって受けられるオンラインテストによって、自分の5つの強み(正確に言えば、強みの特性が強く現れているところ)も発見できるのも秀逸だ。

34の強みや詳しい書評は「自分の強みを見つけてビジネスマンとしてを成功しよう」を参考に。

8. ビジネス教養のおすすめビジネス書(6冊)

現在のビジネス世界を生きるための教養を得るために是非とも読んでおきたい3冊。

44冊目:ティッピング・ポイント
純粋にはマーケティング書には入らないかもしれない。ただ、この「ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか」は、どのように流行や商品が広がるかを解説している。

そのポイントは、
・ 少数者の法則 - 最初に少数の目利きの人が製品を利用しだす
・ 粘りの要素 – その商品が忘れられない(頭の中に粘着する)
・ 背景の力 – そのときの周囲の環境にフィットする
ということになる。

書評は、「流行は小さなきっかけからうまれる - ティッピングポイント」を参考にしてほしい。

45冊目:アイデアのちから
この本は、なぜ、いくつかのアイディアは人々の記憶に残り、いつくかのアイディアは忘れされるのかというテーマを取り扱っている。

そのようなアイディアには6つの特徴があり、それについて豊富な事例とともに解説している。

46冊目:ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略
「ロングテール」という言葉を大ヒットさせたこの本。本流の売れすぎ商品だけでなく、ニッチ製品をうまく取り入れて収益を上げることが可能なデジタル時代の潮流を解説する。

ロングテール、つまり、長い尻尾というのは、グラフの縦軸に1個あたりの売上、横軸に個別商品をプロットし、売上順位別に左から右に並べると、売上個数の少ない点数で構成された長い尻尾が右側に出来ることである。

47冊目:ヤバい経済学
身近な面白いテーマを詳細な分析を用いて答えを解き明かす新しいタイプの経済書。

日本人にとってはタブーといえる「力士は八百長なんてしない?」というテーマに対しても統計的にアプローチで答えを編み出している。その他にも「ヤクの売人がママと住んでるのはなぜ?」など興味深いテーマをデータの側面から解説している。

48冊目:フラット化する世界
世界がインターネットで繋がった結果、物理的な距離によるハードルがなくなりつつある世界を紹介した大ベストセラー。

コールセンターなどがアメリカからインドへ移動している例など、様々な事例で世界がフラット化した例を解説している。

49冊目:iモード事件
大ヒットになったNTTドコモが展開するiモード。この「iモード事件」の筆者は、このiモードの生みの親である松永真理氏。

NTTドコモでどのようにして、iモードというイノベーションが起こったかを当時参加したメンバーの実名、バックグランドを含めて細かく書かれているノンフィクション本だ。

これ読むことによって偉大なプロダクト発生の成功体験に感じることが出来る。夢がないと思っているサラリーマンにおすすめの元気が出る本である。

詳しい書評は「iモード事件 – 成功体験体感する」を参考にしていただければ幸いである。

9. 語学のおすすめビジネス書(1冊)

通常、ビジネス書のカテゴリーには入らないが是非とも身についけたおきたい英語の本を最後に1冊紹介したい。なぜなら、現代のビジネスシーンにおいて英語は最も重要な基礎スキルの1つだからだ。

50冊目:DUO 3.0
英語の基礎は、英単語である。英単語を知っていればある程度の意味が取ることが出来る。ただし、この英単語を覚えるという作業は、かなり単調で苦労を強いるものだ。このDUOは、その英単語を覚えるという作業の効率化を助けてくれる英単語学習本がこのDUO 3.0である。

この手の本は、いくつかあるが、2000年の発売以来、常に第1の選択肢として支持を集めてきたのがこのDUOである。多分今後もこれ以上の本が出ることは兄だろう。

書評は「DUO – TOEICだけでなく英語を学ぶすべての人へ」から参考にしてほしい。

いかがであっただろうか? 毎月のように新刊が発行されるビジネス書のなかで、長く読まれている本は、大きな価値を持っている。是非ともを手に

取ってほしい。

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