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ティッピング・ポイント:流行は小さなきっかけからうまれる

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ティッピング・ポイントという言葉を知っているだろうか?

ティッピング・ポイントとは、「物事が爆発的に広がりだす瞬間のポイント」と訳せるだろう。ある特定のしきい値を超えると物事が伝染病のように爆発的に広がっていく、そのしきい値を超えるポイントこそがティッピングポイントなのである。

口コミや流行という非常にソーシャルネットワークサイトが流行中の今っぽいテーマを扱っているが、初版は2000年。口コミ伝染学の名著として、今も長く多くの人に読み継がれているおすすめできるロングセラー書なのである。

特に最近書かれた口コミ本とは大きく違うのは「インターネットがなかった時代の例」がメインに構成されていること。

例えば、地下鉄の無賃乗車を取り締まったら、ニューヨークの全体の犯罪率が下がった例が書籍では紹介されている。この場合「小さなきっかけ=地下鉄の無賃乗車の取り締まり」が、犯罪抑制におけるしきい値を超えて、「大きな変化=ニューヨーク全体の犯罪率低下」につながったことなどが事例として解説されている。

また、口コミが広がる条件として、
・ 少数者の法則 - 最初に少数の目利きの人=その市場を広げるのに象徴的な人が製品を利用しだす
・ 粘りの要素 - 人々がその商品が忘れられないものである(頭の中に粘着する)
・ 背景の力 - その商品がその時の社会的状況にフィットする
ということが解説されている。

ち筆者のマルコム グラッドウェル氏は、当初は、雑誌ライターのライターであったが、現在は、押しも押されるベストセラー作家。このティッピング・ポイントを皮切りに今まで、5冊の本を送り出し、そのすべてがベストセラーになっている。

まずは、このティッピング・ポイントそして、
・ 第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい(原著: blink)
・ 天才!成功する人々の法則(原著: Outliers)
・ 犬は何を見たのか(原著: What the Dog Saw: And Other Adventures)
・ 逆転! 強敵や逆境に勝てる秘密(原著: David and Goliath)
の5冊である。

新しい考え方を提示しベストセラーになるということは、マルコム グラッドウェル氏が一番「ティッピング・ポイント」を理解しているのだろう。

是非この急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則を読んで、そのエッセンスを学びたい。

■ 発売日
2000年にアメリカで発売された。

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