ファイナンス、アカウンティング、企業経営管理論

ファイナンス入門書で優しく学ぶ DCF、WACC、NPV

投稿日:2014年1月3日 更新日:

ファインナス、この言葉に難しい印象を受けるのは私だけではないだろう。

そのファイナンスの基礎をわかりやすく解説した入門書が「パンダをいくらで買いますか?」である。

この本で主に学べるのは、

投資する資産やプロジェクトの価値を算出する方法:DCF法
– 将来に発生するお金から、割引率(金利等)を割り引いて、現在の価値を求めるDCF(Discounted Cash Flow)法の概念とその計算方法

会社の価値の算定方法(会社の割引率の求め方)
– DCF法を会社の価値算定に適応する際に、会社のフリーキャッシュフローの概念とその計算方法、割引率として利用する加重平均資本コスト(WACC)の概念とその計算方法。

NPV法を使ったプロジェクトの投資判断のやりかた
– DCF法を使って得れるキャッシュフローの現在価値(プレゼントバリュー=PV)から投資額を引いたNPV(ネットプレゼントバリュー)法を使って、投資が儲かるかどうかを判断する概念とその計算方法

ということになる。

この本、私が読んだ本の中でもファイナンスの基本的な部分を解説する本として一番わかりやすく、ファイナンスの入門書としては最適だろう。この「「パンダをいくらで買いますか?」というタイトルは、パンダの価値(値段)をDCF法を使って計算する、本書レッスン1の内容からから来ているのだろう。

ファイナンスで挫折した人は是非とも読んでほしいファイナンス入門書だ。

■ 発売日
2013年発売。著者は、グロービス経営大学院でファイナンスの教鞭を取る野口真人氏(株式会社プルータス・コンサルティング 代表取締役)。おすすめのファイナンス入門書だ。

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