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小さな会社に所属してても一流の福利厚生サービスを得る方法

大手企業を辞めてベンチャー企業に転職する、元々中小企業に勤めているなど、大企業と中小企業・ベンチャー企業の差として、1つの気になるポイントが福利厚生プログラムであろう。

その福利厚生プログラムの差を補うべく、独自で福利厚生プログラムを運営できない企業向けに福利厚生プログラムを提供している企業の最大手がベネフィット・ワン社、そして、そのプログラムがベネフィット・ステーションである。

このベネフィット・ステーションを一言で言えば、福利厚生プログラムの共同購買。1社では運営できないものを、このベネフィット・ワンが母体となって運営することで、大手企業のそれに匹敵するものを提供するというものだ。尚、ベネフィット・ステーションは、一番安いプランで月額、1人あたり600円で提供されいている。

今回紹介する株主優待は、ベネフィット・ステーションである。ベネフィット・ワンの1単元株以上持っていれば、この自社サービスを株主優待を受け取ることができる。

ベネフィット・ステーションとは

ベネフィット・ステーションは、簡単言えば従来では健康保険組合が用意していたような
・ 割引での保養施設の利用 (旅行代金の割引)
・ フィットネスクラブの法人会員
などサービスが受けられるサービスだ。

ベネフィット・ワンは、これ専用のプログラムとあって、家事代行サービスから、学習プログラムまで、色々と含まれている。もちろん、利用頻度が高いと思われる、大手フィットネスクラブの都度参加できる権利や各種ショッピングの割引などが含まれている。

ベネフィット・ワン社の株価パフォーマンスは?

株主優待狙いで、購入しても株価が落ちてしまったら意味がない。中長期投資ということで、5年まえの株価(2015年8月)を見ていると500円程度(実際には2分割を2回しているので、2000円程度であるが)、現在(2020年8月)は、2200円程度と4倍以上に成長している。

この背景には、自前主義からの脱却、つまり、いろいろなもののアウトソース化が進んでいる中、福利厚生プログラムのアウトソース化も進んでいるということだろう。

ちなみにおすすめの証券会社は?

株主優待をゲットするためには、まず株を購入しなくてはならない。株を購入するにあたっては、株式口座を開かなくてはならない。

株購入にあたってのおすすめの証券会社は、ネット2大証券会社、つまり、楽天証券か、SBI証券のどちらかということになる。この2つのネット証券会社、実質的には、取引手数料無料で株購入ができる。

より正確に言えば、
・SBI証券のアクティブプランを選べば、1日50万円までの株取引なら手数料無料
・楽天証券のいちにち定額コースを選べば、1日50万円までの株取引なら手数料無料
であり、つまり、50万円までは、取引手数料が無料なのである。

そうなると楽天ポイントをためている人は、楽天証券。Tポイントを集めている人は、SBI証券となるだろう。

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