ギブ & テイク ではなく与え続けることで成功する

公開日: : 自己啓発

ギブ&テイク、つまり、「与えたら、頂く」、双方にバランスが取れた取引である。

このギブ&テイクを考えると人間間の関係は、3つのパターンが成り立つ。

ギブ&ギブ 何かを得ようとせずに、どんどん与え続ける (尚、本書の中ではギバーと表記している)
テイク&テイク どんどん何かを得続ける、そして与えない (尚、本書の中ではテイカーと表記している)
ギブ&テイク 自分が与えた分だけもらう(もらった分をあげる、あげた分だけもらう、尚、本書の中ではマッチャーと表記している)

そして、この3つのパターンの中で、成功する人が取っているパターンはどのパターンであるか? これを解説したのが、「GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 」である。

本の副題が、「与える人」こそ成功する時代と書いてなっているので、結論は本の表紙を見ればある程度わかる。しかし、本題はコンセプトはわかるが、本当であるか?というのが、凡人の最大の関心であろう。

つまり、なんだかんだいって、テイク&テイクの人が一番成功しているのではないか? 良い人は様々な人に利用されて終わってしまっているだけなのではないか? というのが誰もが思っていることであろう。

これへの1つの答えが、この本で解説している「成功している与え続ける人の条件」である。単に与えつづけるだけでなく、与え方にもポイントがあるのだ、これがこの本の最大のポイントともいえよう。詳しくはこの本を読んでほしいが、その一つが与える人を選ぶということだろう。

最後になるが日本でも似たような研究がなされている。大阪大学大学院人間科学研究科の研究グループが「情けは人の為ならず」を科学的に実証したのだ(リリースはこちらから)。2014年、与える人は外せないキーワードだろう。

◼︎ 発売日
GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 」の原著「Give and Take: A Revolutionary Approach to Success」は、2013年に発売された。原著のタイトルを直訳すれば「ギブ&テイク:成功への革命的なアプローチ」ということになるだろう。

著者は、ペンシルベニア大学ウォートン校教授のアダム・グラント氏。2014年のベストセラービジネス書になる予感の本である。

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