2010年代初版 自己啓発本

不安で不安でたまらなくなった時に読みたい2冊-不安を解決するために

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日本社会が低成長に入り、年を取れば給料が上がるという時代は過ぎ去った。その上、終身雇用の崩壊よりリストラは激しさしている。グローバル化による激しい市場変化など、とにかく不安定な時代になってきた。

それに伴い「将来に対しての漠然な不安」に感じる人が増えている。この不安をこじらせれば「うつ病」を発症さえることになるだろう。

この不安というものはたちが悪い。不安というものには実態がないからだ。

つまり、漠然と将来に対しての不安に感じてもしょうがない。なぜなら、不安を感じても、完全に解決できる方法はない。究極的にいえば、将来は誰にとっても予見できない。つまり、将来への不安を感じても何も良いことはない。

といっても、明確に不安が消えるわけでもない。不安は、不安を呼び、負の連鎖となりうる。漠然とした将来への不安、これが社会を覆っているのが現代なのである。

時代のせいで、悲観主義が増えたといえば、そうかもしれないが、このテーマは、実は非常に普遍的。人間は、古代から自然災害や死などさまざまな不安から戦ってきたのだ。

この漠然とした不安の正体はなんであるのか?「自分自身」である。というのは、不安は人間の心から生み出されたものである。つまり、不安に対応するためには、自分の心と戦うということになる。

つまり、どのようにこの不安と戦うのか? 戦い方をマスターすれば、不安は解決するのである。今回は戦うために2つの練習本を紹介したい。

1. 考えない練習
考え過ぎは不安を悪化させるが、人間は、考えるいきものである。考えないというのは実に難しい。つまり、考えないためには練習が必要である。

え?考えないのに練習が必要なのか? 単行本で30万部突破したダテではない。尚、著者は、小池 龍之介氏。仏教の僧侶である。

2. 反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」
反応しない練習? 人間は常にいろいろな刺激について反応している。つまり、反応しなければ、やすらかな心を手に入れられる。

漫然な将来の不安におびえるよりも、今を生きればいいのである。

ただ、それを実践するのは難しい。この心の持ちようを知りたい方は、是非読んでほしい本である。

著者は、草薙 龍瞬氏。仏教の僧侶である。

2つの本とも仏教色が強い本と思われるかもしれない。表紙にはブッダの教えと記載してある。しかし、読んでみればわかるが、驚くほど宗教色はない。むしろ、どう心を持つかの心構えを教えてくれる本である。

とにかく現代社会は、ストレスと不安の塊である。是非とも心を鍛え「不安の正体」、つまり、自分と向き合ってほしい。そのために、是非ともこの2冊を手に取ってほしい。

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