自己啓発本

人間関係でお悩みの方へ、まずは自分から行動しよう - 自分の小さな「箱」から脱出する方法

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「箱」から出る、という話を聞いたことがある人も多いだろう。箱ってなんだろう、と思っていた人もいるかもしれない。

2001年の日本での発売以来(途中で出版社は変わっているが)、ロングセラーとも言える自己啓発書「自分の小さな「箱」から脱出する方法」では、箱という言葉を使ってビジネスを向上させるための人間関係をどのように構築していけば良いのかを解説している。

本書では、自分が他の人のためにすべきだと感じたことを背く行動を、自分への裏切りと定義している。そして、その裏切りが発生した段階で、自分への裏切りを正当化する視点が生まれる。この視点で、周りの世界を見ることになると歪められることとなる。

その結果、歪められた世界観、つまり、自分自身の箱に入ってしまい、正しい判断、正しい行動ができなくなってしまう。その結果、人間関係がうまくいかなくなってしまう。

この「自分の小さな「箱」から脱出する方法」は、いわばすべては自分に起因することであるから自分を変えることで自分の周りを変えられるということになる。

つまり、
・ 例え、他人が箱のなかに入っていたとしても、それを責めることなく自分が箱の外にとどまることが重要である
・ 他の人々が手を貸してくれるかをどうかを悩むのではなく、自分が他人を助けられているかを悩め
ということだ。

さて、「情けは人のためならず」ということわざを知っているだろうか?

この意味は簡単言えば、「人に親切をすることは自分が親切にされることにつながるので、人に親切にする音は実は自分のためである」ということだ。このコンセプトを理解していれば、本書がより理解できるだろう。

ちなみに、「情けは人のためならず」はことわざの世界だろう。と思った方は、以下の記事を読んでほしい。

「情けは人のためならず」を初実証 阪大グループ
「情けは人のためならず」を科学的に実証――他人に親切にした人は第3者から親切を受けやすいというヒト特有の行動の仕組みを、大阪大らの研究グループが5、6歳児の行動観察で確認した。(出典:ITメディア・ニュース2013年8月9日)

つまり、本当に「情けは人のためならず」なのだ。

自分の小さな「箱」から脱出する方法」は、ビジネス小説の形を取っていて非常に読みやすい。その点からも是非ともおすすめの自己啓発書といえるだろう。

人間関係にお悩みの方に是非ともおすすめしたい本である。

■ 発売日
原書、「Leadership and Self-Deception: Getting out of the Box」は、2000年にアメリカで発売された。直訳すれば、「リーダーシップと自己欺瞞:箱から出る」ということになるだろうか。

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