2010年代初版 組織・リーダーシップ論本

馴染み深い効率性の追求は正しいのか? TEAM OF TEAMS

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軍隊の組織的な研究は、失敗の本質など、有名な著書がある。

ただし、戦争も進化する。軍隊式という言葉が古くなってきたように、ベトナム戦争でゲリラとの闘い、そして、テロとの戦い以降は特に、複雑な組織との闘いを迫られている。

最新の戦争、イラク戦争を元に戦い方を分析した本が「TEAM OF TEAMS」といえよう。この本は、イラクでテロ組織と戦い抜いたスタンリー・マクリスタル元米陸軍大将によって書かれている。

世界最強の軍隊が、サダム・フセイン政権崩壊後、イラクで、テロ組織に対して苦戦を強いられる。装備も充実し、よく訓練をされたアメリカ軍を苦戦に追い込んだ、理由は何だったのか?それに対して、アメリカ軍はどのように対応していったのか?を中心しながら、軍隊以外の事例を含めて、現代の世の中に必要な勝てる組織体制を解き明かしているのが、この「TEAM OF TEAMS」である。

世界最強の軍隊であるアメリカ軍は、もちろん、新しいテクノロジーの導入による戦術の研究など従来的な進化は遂げていた。もちろん効率的な戦闘組織運営もだ。しかし、イラクでは、新しいテクノロジーをベースにしながらの、軍隊の内部組織設計や、文化の部分での変化が必要だったとしている。

「共通理解と共通認識を確保するための透明性を高めていかなければならない。(中略)リーダーの役割は、命令と統制による細部のマネジメントから、より自由度の高い枠組みの創造へと変化するのだ。」

本書P6ページ、ウォルター・アイザクソン氏が寄せた序文より

この言葉が意味するように、現在のチーム運営には、透明性を担保して、創造性を高めないと戦えない。では、どうやって?それは、是非とも本書で学んでほしい

-2010年代初版, 組織・リーダーシップ論本

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