組織・リーダーシップ論

活気あるチームの作り方は魚市場に学べ – フィッシュ!

投稿日:2013年11月15日 更新日:

フィッシュ!―鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方はアメリカで大ヒットになった組織、チームの作り方に関するビジネス小説である。

この本を一言で言えば、どのようにしたら”活気がある”チームが作れるかというテーマが中心だ。主人公は金融機関につとめる女性マネージャー。その女性マネージャーが社内で「ごみ溜め」と呼ばれる部署のマネージャーに異動(昇進)したことから物語が始まる。

このフィッシュ!では活気のあるチームを作るためには、
・態度を選ぶ 常にポジティブな姿勢で出社するように心がける。
・遊ぶ オフィスに活気があふれるような遊び方を取り入れることが大事。
・人を喜ばせる 顧客や同僚に対してエネルギッシュな楽しい雰囲気で接する。
・注意を向ける 人があなたを必要としている瞬間を逃さぬように、いつも気を配る
ことを徹底することを重要さを解いている。

この本のタイトル、フィッシュの由来は、実はこの物語の原点となる話は、シアトルにあるパイク・プレイス魚市場で実践されたチーム作りを元にしていることからのようだ。魚市場の仕事とのは、変化に乏しくつまらない仕事だそうだ。しかし、上記の4原則を実行することで活気ある職場を作り上げているということだそうだ。

このフィッシュ理論、フィッシュの哲学は、アメリカを中心にマクドナルドから米国陸軍まで4000以上の組織で実際に利用されているとのことだ。

フィッシュ!―鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方は、ビジネス小説なので非常に読みやすく、一気に読んでしまう。組織作りに悩むマネージャーの方におすすめだ。フィッシュ理論で、あなたのチームもぴちぴちの活気あるチームに変身するかもしれない。

■ 発売日
原書は、Fish! A Proven Way to Boost Morale and Improve Results(直訳すれば、フィッシュ! やる気を高め結果を向上させるための実証された方法)という名前で2000年に米国で発売された。日本ではあまり知られていないが、英語版の書籍によると全世界で500万部以上が売れたという大ヒット作品である。

是非ともご一読を。

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