組織・リーダーシップ論本

マニュアル化、仕組み化で業績アップを狙え - 無印良品は仕組みが9割

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マニュアル化と聞くとイノベーションとは全く無縁なつまらない業務と考える考える人が多いだろう。マニュアルがあればそれを見たら出来る業務、つまり、マニュアル化はイノベーションの敵とも捉えることが出来る。

しかし、日本の小売業ブランドで、ユニクロとともに世界展開を成功させた企業、無印良品はマニュアル化、仕組み化で業績をV字回復させてたということだ。非常に興味のあるテーマだ。今回紹介している「無印良品は、仕組みが9割」は、良品計画(無印良品の運営会社は良品計画という)の松井忠三会長が、その裏側について執筆した本である。

■ どのようにしてマニュアル化、仕組み化によるデメリットを排除しているのか
マニュアルというものはイノベーションとは程遠く離れているイメージが有る。よくあるイメージは、
・ マニュアルや仕組みが現状と合ってない
・ マニュアルがあるからそれに従っていれば良いということでのモチベーションの低下
ということがある。

しかし、無印良品では、そのマニュアルは現場で実際に業務を行っているスタッフが作っているらしい。つまり、現状に合ってないということもなく、マニュアルを自分のノウハウでアップデートできるということでのモチベーションアップということ好循環が起こっているようだ。

非常に納得感がある内容だ。ちなみに、無印良品では店舗で使うマニュアルを「MUJIGRAM」とよんでいるらしい。なんともおしゃれである。

本書は「今の時代のリーダーに必要なのはカリスマ性ではなくて、現場でも自由にモノがものが言えるような雰囲気を作り、その意見を仕組にしていくこと」とも解いている。「サーバントリーダーシップ」にも通じるが、現場力を活かすマニュアル作りを進めるためには、やはり素晴らしいリーダーが必要だと感じだ。

業務効率化、そして、モチベーションアップなど様々な効果を生む仕組み化、全社的に導入しないと効果はないかもしれないが、まずは自分の周りからでも考えてみたい。

素晴らしいノウハウが色々と詰まっている名著である。

■ 発行日
2013年7月に発行された。

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