組織本・リーダーシップ論本

自分の強みを見つけてビジネスリーダーとしてを成功しよう

このストレングス・リーダーシップ―さあ、リーダーの才能に目覚めようのポイントは明快だ。

スティーブ・ジョブス(アップルの躍進を支えたカリスマ経営者)に憧れても、だれもが、スティーブ・ジョブスにはなれない、そこで、自分の強み=ストレングスをベースにしたリーダーシップを築こうということだ。

この本は、ギャラップ社の歴史の中で培ってきたインタビュー調査を元に作られた「34の強みの資質」の中で自分はどの資質を強く持っているかという自分の強みを発見し、その強みの特性を理解し、それに合わせたリーダーシップを発揮すれば良いコンセプトだ。

これならば、自分を偽らなくても、自分なりの人には真似できないようなリーダーシップが発揮することができる。

さて、この本は「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす」(書評はこちらから)の姉妹本であるが若干異なる点がある。

この2つの本は、ギャラップ社の膨大な調査に基づき作れらた「34の強み」をベースにして、強みを強化することによってビジネスマンとしての可能性や能力が向上するというテーマで語られている。

しかし相違点としては、「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす」の原著である「Now, Discover Your Strengths」の後に、その本の後続本とも言える本、「strengths finder 2.0(日本未発売)」が発売された。その「strengths finder 2.0(日本未発売)」の著者がマネジャー層向けに執筆したのがこの本の原著「Strengths Based Leadership」である。つまり、コアの部分の強み発見アルゴリズム、strengths finderが2.0にアップデートしたところで若干の差が生まれている。

混乱しないためにも付け加えさせていただく。

■ 発売日
原著「Strengths Based Leadership」は、2009年に発売された。日本版である「ストレングス・リーダーシップ」は、2013年に発売された。

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