仕事術・交渉術・思考方法

トヨタから片付け術を学ぶ

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片付け、仕事でも日常生活でも悩まされている人が多い問題だ。

そして、よく「机の上が汚い人は仕事ができない」と言われる。これは、なぜか?シンプルに考えても、机の上が汚ければ見つけたい資料が簡単に見つからず、それによって仕事の効率が落ちるというところだろう。

つまり、会社であなたの机の上が汚ければ、あなたは会社で「私は仕事の効率が悪いです」と宣言しているのと同じなのである。汚い机があなたの評判を落としているかもしれない。

机の上を奇麗にすることは、仕事を効率を上げるだけでなく、あなたの評判を上げることでもある。

その一方で片付けるという作業は実にめんどくさい。そして、継続的に片付けるという作業はもっともっとめんどくさいのだ。

今回紹介している「トヨタの片づけ」は、あの日本が誇るグローバル製造業トヨタでの片付け方を紹介した本である。

やはり片付けが重要:
まず、机の上が汚い人は、片付けというのが非常に重要なビジネス行為であるということを認識した方がいいかもしれない。本書の中には、

トヨタには5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)というベースの考え方があります。(中略)これこそがトヨタ生産方式を支えている土台といっても過言ではありません。(本書P14)

という紹介がある。あの世界に誇るトヨタ生産方式の土台にあるのが片付けなのである。

多くの人が片付けられない理由:
また、本書では多くの人が片付けられない理由を

整理・整頓とは何かについて、そもそも考えたことがない。そんな状態のまま取り組むから、いつもうまくいかない(本書P43)

とバッサリ断じている。確かにそういわれてみると、整理・整頓の定義なんて今まで考えてこなかった気がしてくる。整理・整頓においてもゴールイメージが重要なのである。

人ではなく仕組みで片付ける
本書では、

トヨタには「人を責めるな。しくみを責めろ」という言葉があります。(本書P82)

というように、片付けにおける仕組み化についても重要だと述べている。

例えば、捨てるということも迷うわないで行えるように基準を設けろなどの徹底的な仕組み化によって、常に整理・整頓が出来る状態の重要性を語っています。

このほかにも「トヨタの片づけ」の中で数多くの図表を交えながら「片付け術」を紹介している。

とにかく、仕事を効率よくまわす為にはまずは片付け。仕事が多くてこなせないと嘆く前に、片付けることからの効率アップに取り組んで見るのはいかがだろうか?

■ 発売日
書籍「トヨタの片づけ」は、2012年に発売された。著者は、トヨタ自動車とリクルートグループによって設立されたコンサルティング会社、OJTソリューションズである。

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