組織論本はこれを読むべき:10冊のおすすめのベストセラー・必読の名著

公開日: : 最終更新日:2014/02/10 組織・リーダーシップ論

多様なトピックをカバーしなくてはいけないのが、人・組織に関しての。そこで、バランスよく組織論本について、これだという名著10冊をラインナップしていきたい。

目次:
組織論を知るためのベーシック、1冊
組織戦略の名著、4冊
実行できる組織のための1冊
現在の日本企業の陥りがちな企業風土の罠を学ぶ、1冊
強い組織になるための人生育成方法、1冊
モチベーションを考える、1冊
組織論のビジネス教養としての1冊

1冊目 – 組織論を知るためのベーシック:
組織行動のマネジメント

MBAでは、組織的行動論(OB:Organizational behavior)という授業が必修科目として存在する。このOBは、人・組織はどのように行動し、それはどのように活性化してばいいかと多面的な方向(心理学や社会学)から考えていく学問である。

ビジネスマンとして、組織論についての基礎的な知識を持ちたいと感じるときには、まずOBの教科書的なこの本が非常に参考になる。おすすめである。

組織戦略の名著、3冊
組織戦略は、経営戦略そのものである。複雑化するビジネスで、最大の資産は、人とその人を束ねる組織にあるからだ。

2冊目 –
学習する組織――システム思考で未来を創造する

組織戦略に関する名著。「学習する組織」という概念を広めた、ピーター・M・ゼンゲの代表的著作。

この学習する組織を作るための5つの法則、システム思考、自己マスタリー、メンタル・モデルの克服、共有ビジョンの構築、チーム学習について解説している。

組織戦略に関しては鉄板とも言える名著であるだろう。

3冊目 –
知識創造企業

組織における知識について解き明かした名著。日本企業の成功の理由を「組織的知識創造」と定義し、其の知識をマニュアル化などによる「形式知」と個人の一人ひとりの体験に基づく「暗黙知」にわけ、それの相互作用が重要説く本書は、日本企業的な組織の強さについて語っている。

世界でもっとも有名な日本人経営学者、野中 郁次郎氏、竹内 弘高氏による著作。原書は英語で発表され、アメリカで高い評価を受けた。

「日本企業がなぜ強いのか?」の基本を知ることによって、今低迷する日本企業に新しい活力をもたらすことが出来るかもしれない。

4冊目 –
その仕事は利益につながっていますか?―経営数字の「見える化」が社員を変える

財務諸表をオープンにし、利益が出るビジネスフローを従業員すべてが理解する。この理想のようなビジネスマネジメント方針は、オープンブック。マネジメントと言われる一つの手法だ。

業績不振の工場を立て直した筆者(ジャック・スタック氏)が、経営数字の見える化を通じて、社員がどう変わるか?どのように好業績が生まれるかを解説した本。

やる気が無いと嘆くまえに是非とも読みたい本だ。

5冊目 –
ビジョナリーカンパニー4 自分の意志で偉大になる

純粋には組織戦略本ではないかもしれないが、卓越した企業に求められる規律を学ぶための良書といえるだろう。

この本の中では、リーダー、そして、企業としての一貫した価値観、一環した目標、一貫した評価基準、一貫した方法の重要性を語っており、組織を構築する上で、参考になるビジネス戦略書である。

6冊目 – 実行できる組織のための1冊
実行力不全

いくら素晴らしい組織を作っても動かない。それは、組織に「実行する」という文化がないかもしれない。

「なぜ知識を行動に活かせないのか?」という普遍的なテーマを取り扱ったこの本は、どのように実行力ある組織づくりをしていけばいいのか? という点で非常に参考になる。硬直化した企業の方に特におすすめである。

7冊目 – 現在の日本企業の陥りがちな企業風土の罠を学ぶ、1冊
不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか

現代の職場で「何が協力を阻害しているのか?」を解き明かしたビジネス書。特に年功序列、終身雇用制が崩れた後に日本企業で起こっている「協力しない」理由を解き明かしている。

協力を阻害している理由として、最近の職場におけるタコツボ化の進行などを例に上げ、そにより、協力しなくても良いという風潮が生まれているといった、組織的な問題であると説き、協力への道筋を事例などを元に解説している。

8冊目 – 強い組織になるための人生育成方法、1冊
9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方

数多くのアルバイトに支えられている東京ディズニーランドの運営。そのスタッフ育成方法について語ったのがこの本だ。

育成方法について「すべての人(社員、アルバイト、役職に関係なく)がリーダーシップを持つ」ということの重要を説き、自律的に行動するというスタッフ育成方法を解説している。

強い組織を作るためには、やはり自律的に動けるスタッフの存在が必要だ。これについてディズニーランドから学ぶというのはどうだろうか?

9冊目 – モチベーションを考える、1冊
モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

このアメとムチ的な考え方で作られたモチベーションアップ理論を前時代的なものであるとし、現在におけるモチベーション理論はもっと進化したものになると主張するのがこの本である。

その、新しいやり方とは、モチベーション3.0が必要であり、人間の動機づけ(モチベーションを上げる)には、アメとムチ(つまり、報酬と処罰)ではなく、人間の根底にある「学びたい、創造したい、世界をよくしたい」というモチベーションの源を刺激することが重要であるとしている。

組織のモチベーションを考えるときにも参考になるビジネス書である。

10冊目 – 組織論のビジネス教養としての1冊
失敗の本質―日本軍の組織論的研究

非常に有名(売れている)書。読んでいる人も多いだろう。日本的組織における意思決定構造に注目し、戦略的な不合理性を炙りだしている。

この本では、
・ 感情的で戦略性に欠如した意思決定
・ 過剰な精神主義によるミスリード
・ 組織的な学習の欠如
などの日本的な組織にありがちな問題をバッサリと切っている。

ビジネスマンとして読んでおいて損はない本といえる。

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