誰もが知っているビジネスの優等生米国グーグル社。検索エンジン市場を支配し、高収益を上げるグローバル企業だ。
この高収益企業から学ぶことができればと思う人も多いだろう。しかし、入社するのは大変難しい。ただ、諦めるのはまだ早い。Googleの手の内は、実は、ビジネス書として公開されているのだ。
わずか、数千円でGoogleのノウハウが手に入るとしたら、これは相当安い。そして、相当お手軽である。今回は、Google社のビジネスのやり方に迫った2冊を紹介したいと思う。
1冊目は「How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス) ―私たちの働き方とマネジメント」というビジネス書だ。
ちなみに、著者は、Google社の元CEO、現会長のエリック・シュミット氏、そして、元Google社の製品管理上級副社長で、現在は、アドバイザーを務めるジョナサン・ローゼンバーグ氏である。つまり、Google社のトップが書いた本ということだ。
グーグルの戦略、企業文化の作り方、意思決定の仕方、コミュニケーションの仕方、イベーションなど、グーグルの経営について惜しみなく公開している。
2冊目は「ワーク・ルールズ!―君の生き方とリーダーシップを変える」というビジネス書だ。
こちらの方は、Google社の人事のトップが書いた本になる。皆さんが知りたいであろうグーグルの採用の秘密などがふんだん公開されている。
どちらもわずか、2000円前後で手に入る。なんとお得なことであろうか。